11/20/2006

ラピス・ラズリ

 通訳学校の先生は、実は占い師でもあります。町で不思議な店を見つけると必ず足を止め、店のなかに入ってしまいます。私自身は占いを当てにすることはないし、験を担ぐほうでもないのですが、もうどこにあったのかもはっきりしない小さな店でラピス・ラズリのペンダントを購入しました。
 ラピス・ラズリはコミュニケーションの石で、人間関係の調和を促進するそうです。さらに穏やかな睡眠を促し、湿疹などの皮膚病を癒す効果もあるとのことです。
 まさに通訳にぴったりの石です。これから毎日、身につけることにしました。
 シュアンに言わせると、女性の通訳にぴったりだそうです。もちろん私の分しか購入していません。ソフィアは、その石を三つに割れと言っています。

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パリ発21時13分

 ポンピドゥー・センターとルーブルを再訪しました。17日のルーブルはイタリア・ルネサンスを中心に見ていたので、この日はフランスとフランドルの絵画を中心に鑑賞しました。
 本当はこの日の夕方はショッピングにあてるつもりだったのですが、日曜で多くの店が早めに閉まってしまいました。
 幸いポンピドゥーは夜9時まで開館なので、前日に見逃したイヴ・クラインとロバート・ラウシェンバーグを見てきました。
 パリ発21時13分のユーロスターは満席に近い状態でした。フラットに帰ってくると一週間以上前にグリルで焼いた栗がキッチンにそのまま残っていました。

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芸術と生活

 この日、先生はお友達に会われるためブリュッセルに向かわれました。パリとブリュッセルは電車で一時間の距離です。
 私はまた美術館めぐりと町歩きでした。朝、ゆっくりとホテルを出て、ポンピドゥー・センターに足を向けました。けれども開館が11時だったので、それまでレ・アール界隈を探索しました。パリの街には、アール・ヌーボーの時代の意匠があちこちに残されており、いまだに生活のなかで機能を果たしています。
 ポンピドゥー・センターでは、イヴ・クラインとロバート・ラウシェンバーグの展覧会をやっていました。けれども私の持っていた4日間有効の美術館パスでは常設展示しか見ることができません。常設展示のテーマは「イメージの運動」で、それを見るだけでも感性の容量が飽和し、特設展は断念しました。昼食は、ひとりでワインを飲みながら牡蠣などの魚介類を食べました。
 夕方はピカソ美術館です。ピカソの彫刻作品をそのX線写真とともに展示するという企画がありました。

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河の機能

 通訳学校の先生がゆっくりパリの街を回れるのはこの日だけでした。朝、8時過ぎにホテルを出発し、1日中、ひたすら歩きました。
 最初の訪問地はモンマルトルのサクレ・クール寺院でした。19世紀に構想され、20世紀に完成した建物だけに、内部の意匠も現代的です。
 そこから次々と4つの美術館をめぐりました。時間がもったいないので、昼食は歩きながらパニーにを食べてすませました。見学したのは、ギュスターブ・モロー美術館、オランジェリー美術館、オルセー美術館、ルーブル美術館です。この日は金曜で、ルーブルは夜10時前まで開館していました。
 ルーブルはもちろんすべてを見ることはできません。先生のお供で数日前に大英博物館、ロンドン・ナショナル・ギャラリーも見学していたのですが、ルーブルはイギリスを代表する博物館、美術館をあわせてもかなわないほどの巨大さでした。
 それぞれの美術館の収蔵品をじっくり鑑賞することはできませんが、思わず声を上げそうになるほどの傑作群を収蔵する建物自体、またその建物を擁する都市自体が、一群となってひとつの作品であるかのような有機的統一感に包まれています。
 その町を縫って流れるセーヌ川はいわばパリの大動脈なのです。いうまでもなくバースのエイボン川やロンドンのテムズ川も同様の機能を果たしています。けれども都市の主要河川の果たすこの機能に思い当たったのはセーヌの河畔の風景を目の当たりにしたときでした。

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 午前10時40分、ロンドン、ウォータールー発のユーロスターに乗りパリに向かいました。着替えとパスポート以外にろくな準備をしていません。地図もガイドブックもまったく持っていません。貨幣だけは7月にブリュッセルの欧州議会を見学した際の残りが30ユーロ見つかりました。コインもあったはずですが、行方不明です。
 ウォータールーでパリの公共交通機関の5日間乗り放題チケットを入手しました。ここにパリの地下鉄やバスの路線図も着いていました。
 初日はあいにくの雨。9年前にパリを訪問した際も、初日は雨でした。セーヌ川の水面に無数の雨のあとが見えました。
 明るいうちにノートルダム大聖堂を訪れ、あまりの巨大さに圧倒されました。その後、夕闇に包まれたシャンゼリゼ通りを歩くうち、雨足が強まり、凱旋門についたときにはズボンのすそから水滴がしたたるほど重たく濡れていました。

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気まぐれにパリへ

 イギリスにお越しになっていた通訳学校の先生に付きまとううち、一緒にパリにも来てみては、という話になりました。先生がパリに立たれる前日、カーディフからバースに向かう列車のなかでのことでした。
 バースで夕食をとり、ロンドンの自宅に戻ったのは夜中の12時過ぎです。それからインターネットでユーロスターの切符を予約し、翌朝、私もパリに行くことにしたのです。
 自宅の最寄り駅からウォータールーまでは地下鉄1本です。パリの北駅までは1回の乗換えで行けるのです。その気になれば日帰りでエッフェル塔を見学してくることも十分に可能です。

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