10/06/2006

任務終了

 なんとか今回の任務を完了しました。ひさびさにゆっくりを昼食をとり、帰宅して明日の荷造りをし、冷蔵庫の食料を整理するため、ひとりでは食べきれないほどの料理をつくりました。

 大家のマイクは、夕方から彼女の家に出かけましたが、その前に家賃の精算をし、一緒に写真を撮りました。昨晩はビールを飲みつつ、多くの音楽を交換しました。おかげで今日も寝不足です。

 さて明日から住むロンドンのフラットの大家はマークという名前です。そのマークがなぜか今、私の部屋に住んでいるそうです。

 もともとマークがときどきフラットにやってきてリビングに泊まるという条件でかなり家賃を安くしてもらって入るのですが、私の部屋を使っているというのはどういうことでしょう。たぶん私は今日までの家賃を払わなくてもいいのでしょう。交渉してみます。

 予約ができていなかった例の引越し業者ですが、数日前にフラットメイトに確認したところ、まだ荷物が届いていないことが判明しました。もともと5日から10日かかるとはいわれていたのですが、すでに2週間以上たっています。

 また電話をしたところ、まだ荷物は業者のものにあり、いつでも届けられるとのことでした。なぜこちらから催促せねば配達してもらえないのかは謎ですが、とりあえず明日、配達してもらうことにしました。

 明日は朝9時にこの家を出て、ロンドンに向かいます。マークはまだ帰ってこないので、鍵は郵便受けから家のなかに落として出かけるのです。

 いろいろあったけれども充実した6週間でした。

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10/05/2006

あと半日

 今回のプロジェクトを総括する会議がありました。この会議では、一部逐次通訳、そのほかは日本からの出張者に向けたウィスパリングを担当しました。


 馴染みの顔ぶれ、周知の内容がほとんどで、会場は静かな会議室だったため、通訳の条件としては申し分ないものでした。けれどもやはり不十分な箇所もあり、完璧とは程遠いできばえです。できる部分は我ながら惚れ惚れするような出来なのですが、できない部分をいかに減らしていくかが今度の課題です。できない原因は明確なので、やるべきことははっきりしています。けれどもやったからといって短期に効果が現れる部分ではありません。


 これで今回の仕事は終わるはずでした。出張者の方々は明日の午後の便の飛行機で日本に帰ります。午前中も工場に顔を出すのですが、挨拶だけなので通訳や要らないはずでした。


 ところがやはり明日も午前中の3時間だけ来るようにとのことです。もちろん断れるような身分ではありません。明日の朝も5時起床です。明日は友達とランチの予定だったのですが、どうなるのでしょうか。


 あさっての朝、ロンドンに向かいます。大家のマイクが最後だから一緒に飲もうと言っています。明日は彼女の家に行くそうで、一緒に飲めるのは今夜しかありません。


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10/04/2006

工場長

 今回の仕事でなにが大変かといえば、勤務時間が不規則なことです。いろいろな勤務時間を経験してわかることは、通常の朝から夕方の勤務が一番体力的には楽だということです。逆に一番疲労が激しいのは夜から朝にかけての勤務です。同じ時間の労働でも、時間の経過がまったく違います。

 一般的な公務員や会社員の勤務時間がいわゆる九時五時になっているのは、それが一番生産効率が上がるからなのでしょう。

 今日はひさしぶりに朝からの勤務でした。夜勤のときは、黄色い照明の薄暗い世界で暮らしていたので、半透明のプラスチック越しに差し込む太陽光線がまぶしく感じられました。

 工場の屋根はところどころ緑色のプラスチックがはめ込まれており、緑一色なので昔どこかで見た幻燈のような光が場内設備の上に落ちています。もう少し色彩の数が多ければステンドグラスのような趣になるはずです。

 日本からある工場の工場長が来るということで、その前日は大掃除でした。けれども、今日その工場から最初に命じられたことは、場内の清掃でした。

 日本からの出張者の方々は、JALのビジネスクラスで飛んできて、高級ホテルに泊まり、工場の清掃をするのです。そしてなぜか私まで箒と塵取りを持たせられるのです。

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10/03/2006

あと2日

 昨日はココログのサーバーがメンテナンス中で、ブログの更新ができませんでした。昨日書いた記事を、今日、アップロードします。

 今日は仕事から帰ってきて、明日また仕事に出かけるまでの時間が6時間もないので、睡眠時間の確保を優先します。

 今回の仕事も残すところあと二日です。

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10/02/2006

労働基準

 いよいよ今回の通訳の仕事も最終週に突入です。おそらく延長はないと思います。

 ここに来た当初と比べれば、ずっとましな通訳ができるようになってきたと思います。毎日通訳をやっているので、技能自体も向上しているし、現場で必要とされる知識も増えているし、なによりもありがたいことに土地の人々の話し方に慣れてきています。

 毎週思うことですが、週末をはさむと次に仕事に戻るときに勘が鈍っていないかと心配になるのですが、事実は逆で、月曜の仕事は金曜よりも質が高くなっているように感じられます。土日の二日間で、自分のなかでなにかが熟成しているように感じられます。

 たぶんひと月半でできることは、ほぼ全力を尽くしてやれたと思います。こんなに短期間で成長が実感できるとは素晴らしいことです。工場の視察などの通訳は、案外需要のある分野のようで、実は私の最初の通訳も日本のある工場の視察でした。この分野を得意になっておくとあとで役に立ちそうです。

 不規則な勤務が続きます。今週は月曜と火曜が14時から23時の勤務で、水曜と木曜が8時から17時です。したがって、明日家に帰ってから、あさっての仕事に出るまでの時間は6時間しかありません。

 日本の労働基準では、ある日の勤務から次の勤務までの間は8時間以上あけるようにとの規定があるそうです。この場合、いちおう9時間あいています。ふと思い出したのですが、考えてみれば日本にいたときも勤務もこんな感じでした。別に今さら関心するほどのことではありません。

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10/01/2006

我にかえる

 今日も結局、町にでました。リーズの町が名残惜しかったわけではなく、友達と会って話をしたかったからです。

 長い間、おしゃべりをしていて、スターバックスを追い出され、パブに行きました。すっかり元気になったつもりでバスに乗り、家に帰りました。すきっ腹に飲んだビターが回り、重苦しい気分に襲われました。

 家にはマイクの彼女や友人が集まっていました。昨日からパーティーで、夜中にいったん出かけたものの、午前4時ごろ帰ってきて、ドラムン・ベースをかけていました。私はマイクと少しだけ言葉を交わし、調子は悪くないとこたえました。

 自分の部屋に戻ると、ひどく寒く、何枚も洋服を重ね、布団をかぶりました。食事の用意をする気にはなりませんでした。

 二時間ほどすると酔いも醒めてきましたが、明日、仕事に行くのがひどく億劫に思えてきました。そしてなぜ自分がこの町にいるのか不思議に思えました。銀行などの住所はまだバースのままで、郵便物はすべてバースの大学寮に届いているはずなのです。かといってそこが自分のいる場所であるはずもなく、どこにいるべきなのかはわかりませんでした。

 リーズに来て、ひと月。慣れないうちには、とにかく必死で寝たり食べたりするしかありませんが、ここに来てようやく、気持ちのどこかが冷静になったのかもしれません。

 そうこうするうち、次はロンドンです。次の町に移れば、また新たな生活があるはずです。ロンドンで使う布団やベッドカバーはまだ購入していません。

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09/30/2006

街の構造

プロジェクトの延長がなければ、これがリーズで最後の週末になります。リーズの街もかなり迷わず歩けるようになってきた気がします。どうも人と話す気が起きず、ひとりでリーズ街を歩き回っていました。バースと違って、知り合いに遭遇することもありません。もっとも遭遇するような知り合いがそれほど多いわけでもありません。

 気がつくとリーズに来てからひと月が過ぎています。歩いているうちにたまたま出くわした理容室に飛び込んでみました。いわゆるドライカットでシャンプーはなしでしたが、値段は5ポンドでした。バースの大学内の理容室よりも安いのです。仕上がりに特に問題はありません。

 工場内で通訳をしていると、現場の人たち同士の人間関係がいろいろ見えてきます。通訳者に言えば、誰か上のほうに伝わると思うからか、さまざまな不満を私に直接訴えてくる人もいます。密告まがいの内容もたくさんあります。

 いちいちまともに受けていては身が持ちません。ふだんはわりあい平気で受け流しているつもりなのですが、今日、町を歩いていて、工場の人たちから言われたことが何度となく頭をよぎりました。

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09/29/2006

打ち上げ

プロジェクトが延長になるのかどうか、本当のところは誰にもわかりません。その決定権は、来週日本から来る上層部の方々の意向次第なのです。

 こちらのスタッフの話は、人によっても違うし、日によっても違います。とはいえ決定のための情報はこちらから上げていくものなので、こちらで上にいる立場の人に聞けば、流れはつかめるはずです。

 私としては、延長があるなら住む場所を確保せねばなりません。今日は現場の最上層に近い人と話す機会があったので、私の事情を話してみました。結論としては、延長はないつもりでかまわないとのことだったので、部屋の契約延長もなしということにしました。実際、その人が日本にプロジェクト延長の件についてEメールを書いていたという噂も耳にして入るのですが。

 今日は、早々にプロジェクトの打ち上げがありました。すごく飲みたい人、華のある女性と話したい人、その女性をクルマで送るのが目的で飲むのを控えている人などの意図が露骨に見え隠れするあたりが、まさに日本人の宴会の風情でした。

 会場となった中華料理屋には、日本語のカラオケもあり、私もひさびさに歌いました。

 今宵、女性を送りたくて、飲むのを控えていた人の野望は、駐車場であえなく砕け散りましたが、その人の家は女性の家から5分ほどの距離らしいので、来週からは送迎の誉れに浴することができるのかもしれません。

 たとえその女性との関係がそれ以上に発展するわけではないにしても、その朝夕のひと時が、日本に妻子もいるはずの彼の日常生活のなかでとても楽しい時間であるということは、私にも理解できないわけではありませんが。

 ともあれ私は早々に退散し、家に戻ってきました。大家のマイクが彼女と飲んでいたところに巻き込まれ、延々と話し込んでしまいました。なぜ私がプーさんは好きだけどハリー・ポッターは嫌いかということで1時間以上は話していました。

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09/28/2006

延長

 6週間の予定のプロジェクトが予定通りに進まず、1週間延長になる可能性が高まっています。以前からこの話は出ていたのですが、予算を考えれば現実ではないと判断されていました。ところが、この2,3日、延長の話がにわかに現実味を帯びてきました。

 もう5週間、同じ場所で働いているので、仕事への愛着もわいており、できればプロジェクトの最後まで見届けたいところです。長いあいだ、同じ職場にいれば、仕事の要領もつかめてくるし、自分の成長も実感できます。時間の使い方も、学生の気ままなスタイルから社会人らしいものに変わってきています。

 実は、このあとの仕事の話が、通訳と翻訳関連でそれぞれ来ていました。さらに今住んでいる部屋の契約も来週いっぱいなので、マイクはすでに次の借り手を探し始めています。それで昨日、今回のスタッフから延長の打診をされたときには、難しいかもしれないと返事をしていたのです。

 ところが今朝になり、通訳のほうの仕事がキャンセルになったと連絡がありました。これも楽しみにしていたので少々残念ですが、それなら今の仕事を延長したくなってきました。

 さっそくマイクに延長の可能性を話しました。幸いまだ次の貸し手は見つかっていないようなので、早めに結論を伝えれば延長は可能とのことです。あとは翻訳関連の仕事のほうですが、これはまだ正式に引き受けたわけではないし、原稿も受け取っていないので、代わりの人を見つけることは可能と思われます。

 とはいうものの、実際に延長になるかどうかはまだわかりません。

 今日、修士論文の受領通知をEメールでもらいました。毎日、いろいろあるのでもう修士論文を提出してからかなりの時間がたったような気がしますが、工場に行く前に郵便局に立ち寄ったのは2日前のことでした。論文が合格すれば、卒業式は12月13日だそうです。イギリスには滞在していると思うのですが、出席するかどうかはまだ未定です。

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09/27/2006

サイトラの時代

  夜勤の間、会議はありませんでしたが、今日はまた会議を担当しました。今日の3時から会議があるという話は聞いていました。そのとき、通訳も同席するようにとは言われていましたが、それは仕事の流れを把握するためという話でした。ところが会議が始まる5秒前に、通訳の担当は私になっていると聞きました。

 幸い使用した資料は、以前、私が翻訳したもので、さらにその元になっている原稿は今回のプロジェクトで我々が通訳しながら現場から浮かび上がってきた課題とその対策をまとめたものだったので、多くはなじみのある話題でした。

 それでも自分が関わっていない部分の話はまったく理解できない箇所もいくつかありました。なにかの板が反って、どこかから剥がれ落ちるという問題についての話だったのですが、それが製品のついての話題なのか、製品を作る機械についての話題なのか、あるいは治具に関する話なのか、見当もつかないのです。

 同席していた別の通訳者に助けてもらって切り抜けましたが、会議が終わるまでなんの話かわからないままでした。

 今日もサイトラの場面がありました。職場によっては、いちいち翻訳文書を作成するまでもない資料を口頭で翻訳してほしいという需要は案外多いのかもしれません。サイトラは通訳とも翻訳とも違う技能を必要とするので、ふだんから練習しておいたほうがよさそうです。

 タクシーで家に帰る途中、サイトラのことを考えつつ、はるか昔、多少似たような感触を味わったことがあるような気がしました。

 思い起こせば授業の予習などとはまったく無縁に過ごしていた高校時代、英語の授業中に先生に指名されるたびに、即興で教科書の訳を作っていました。あの頃、英語は大の苦手教科で、単語も文法もちんぷんかんぷん。教科書を音読すれば、周囲から笑いをこらえる気配。想像力だけは旺盛で、とんでもない文章をでっち上げていました。

 高校時代の英語の先生は、あれが遠い将来、異国で通訳の仕事をこなすための訓練だったと気づいていたのでしょうか。

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