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03/24/2006

冬は終わり

 今日でイースター休暇前の授業がすべて終わりました。昨日、英日の同時通訳の模擬テストがあって、その結果は思っていたほどよくありませんでした。けれども今日も模擬会議は、自分なりにはよく健闘したと思います。

 先生には、いろいろといたらないところの指摘を受けましたが、中国語コース、ヨーロッパ言語コースの学生からも、よくできていたとの声を聞けたので、自分としてはとりあえず満足です。最近、発音の矯正に力を入れていた甲斐がありました。

 明日からしばらく旅行に出ます。

 明日は、また英日通訳の先生と飲みに行くので、クラスメートと一緒にロンドンに出ます。ついでにまたロンドン観光をする予定です。

 さらに来週から両親がイギリスにやってきます。バースを含め、イギリス観光をする予定です。

 今日はとても暖かい日でした。来週あたりから、本格的に春になるのかもしれません。

 ちょうどこの日曜日から、またサマータイムが始まります。日没が遅くなるので、夕方は7時ごろまで明るくなるようです。

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03/23/2006

大童

 明日はイースター休暇前の最後の授業があります。が、模擬会議の通訳とPSIのロールプレイに当たってしまい、おおわらわです。まだ、ろくに準備ができていないのに、眠くなってきました。

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03/22/2006

なにも怖くない

 またTVライセンスの事務所から手紙が届きました。でも、もうなにも怖くありません。今日、ライセンスも同時に到着しました。

 脅迫状のほうは、いつもどおり、住所の「法的占有者」という宛名になっています。ライセンスのほうには、私の名前が書かれています。今月は両方とも届いてしまいましたが、脅迫状のほうはこれが最後でしょう。

 今まで、この脅迫状が来るたびに、なんともいえない罪悪感と、それを払拭したい半分自棄の混じった開き直りが錯綜していたのですが、いざライセンスを獲得してしまうと、脅迫状の文面が味わい深く思え、捜査官の来訪すら待ちわびる気持ちになるから不思議です。

 今月の脅迫状の表には、枠囲みのゴシック体でこんなふうな文句が書いてあります。

「毎日、学生も含め1057人がTVライセンスの捜査官に検挙されます。捜査官の訪問が近づいておりますので、この通知がお役に立つかもしれません」

 全英で何人くらいの捜査官がいるのでしょうか。仮に200名とすれば、捜査官1人当たりの検挙数は1日あたり約5名です。1人当たりのライセンス契約料は約120ポンド(25,000)5名で約600ポンド(12万円)です。

 BBCのページにはライセンス料の使途明細が掲載されています。TV、ラジオ、衛星、インターネットなど、それぞれの媒体ごとの配分が円グラフで示されています。けれども、ライセンス事務所の予算は掲載されていません。

 ライセンス事務所は、違反者の罰金のみで運営しているのでしょうか。だとすれば、違反者がいなくなれば、ライセンス事務所の経営は破綻してしまうのでしょうか。もしそうだとすれば、非常に不思議な経営形態です。悪の存在が正義の実在を保障しているというのは、今さら驚いて見せるまでもなく、案外、当たり前の原理なのでしょうか。

 このようなことを考えつつ、平和に過ごす春の午後。紅茶が美味しいです。

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03/20/2006

TVライセンス

 イギリスでテレビを見るためにはライセンスが必要です。そのためテレビを購入すると、その場でライセンスの登録をすることになるそうです。ライセンス料はカラーが126.5ポンド(約25,000円)で、白黒だとその3分の1くらいです。学割はありません。

 けれども中古のテレビを譲り受けた場合は、登録せずにテレビを入手することが可能です。そのため学生の場合、ライセンスなしでテレビを見ている人もたくさんいます。

 ライセンスなしでテレビを見ていることが発覚した場合、最大1000ポンド(約20万円)の罰金を科せられます。しかし私の周りを見てみると、むしろライセンス料を払ってテレビを見ている人のほうが少ないくらいです。そんなものを払う人の気がしれない、とでも言わんばかりの態度の人も珍しくありません。

 TVライセンスなしで学生寮に住んでいると、毎月のようにTVライセンスの事務所から手紙が来ます。この手紙の文面は、毎月違っています。初めのころは、ごく一般的な注意だったのですが、次第に内容が脅迫じみてくるのです。

 なんでもライセンス事務所は、日々、不法視聴者の発見に注力しているようで、テレビ受像機発見のための探知機を持っているそうです。この探知機は非常に高性能で、20秒間テレビの電波を受信しただけで、受像機のありかを突き止められるそうです。そしてこの探知機を搭載したクルマがあり、毎日、イギリス各地を走っているのだそうです。

 今まで、私はライセンス料を払っていませんでした。周りの人に聞いてみても、ライセンス料を払っていないことが発覚したという話がなく、そういう話を聞いたことがあるという人もいなかったからです。けれどもようやく観念して事務所に電話し、ライセンスを購入することにしました。

 というのも前回の手紙に、今、バース地区のライセンス非所有者を調査中、との文言を見つけたのです。さらに先日、バース大学の寮のひとつにライセンス事務所からの調査の人がやってきたとの話があったのです。

 いざという場合、罰金の1000ポンドは高すぎます。そうでなくとも、これから半年間、毎日、戦々恐々としながらテレビを見るのも気分が悪いものです。

 ライセンス料を安く上げるため、白黒の契約にしようかとも思ったのですが、よけいに怪しまれそうなのでやめました。

 ライセンスは1年間有効なのですが、分割払いの制度もあり、途中でライセンスが不要ならそれ以上、払う必要はありません。全額納付してしまった場合でも、途中解約の場合、返金されるようです。

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03/19/2006

マラソン日和

 今日は、バースのハーフマラソンが開催されていました。クラスメートのひとりが走るというので応援に行きました。マラソンの応援に出かけるのは初めてのことです。

 正確なことはわかりませんが、なんでも1万人規模の参加者があったそうです。当然のことながら、出場しているはずのクラスメートを探すのは簡単ではなさそうでした。

 それでもなんとか運良く見つけることができました。今日の空は雲ひとつない青空でした。イギリスの空もたまにこういう色になります。寒さも和らぎ、春らしい陽気のなか、町には人があふれていました。

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03/18/2006

聖パトリック

 昨晩から寮の回線からインターネットに接続することができなくなり、ひどく不便な思いをしました。回線使用料は寮費に含まれているので、契約の手間などがなく便利なのですが、ときどき調子が悪くなるので困ります。

 風邪をひいて目が赤くなるという症状は日本ではあまり経験したことがありません。痛くも痒くもないので、本人はさほど気にならないのですが、周りからいろいろな感想をもらいます。仔兎みたい、というのは好意的なコメントです。吸血鬼みたい、というのは本音のコメントでしょうか。自分で鏡を見たところ、仔兎という感じはしませんでした。

 来週でイースター休暇の前の授業は終わります。来週末は、もう旅行に出たり、日本に帰ったりする人が多いので、今週、飲みに行こうという話がありました。

 もちろん私も行くつもりだったのですが、どうも体調が完全ではなく、あまり羽目ははずせなそうでした。でも、クラスメートのユキ(英)がバーにDJを連れてきてしまい、そのあとクラブに無料で入れてくれるという話になり、家に帰る雰囲気ではなくなりました。ユキは自分も昔DJをやっていたそうで、くっついていくと面白いところに連れて行ってもらえます。

 とりあえず時間も早かったし、少しだけ顔を出して帰るつもりだったのですが、地下に潜ったとたんに楽しくなってしまいました。ちなみにこの日はアイルランドでは聖パトッリックの祝日ということで、パブやクラブはいつもよりも込んでおり、変な帽子をかぶった人がちらほらしていました。

 今日は夕方までぐったりしていました。

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03/16/2006

寒波

 またまたひどい寒波がやってきています。外に出ると冷凍庫のなかを歩いているような寒さです。小雨で路面は濡れていましたが、顔に当たる水滴は凍りついていて、どうやら雨というよりは細かい雹か霰のようでした。

 また目が真っ赤に充血しています。痛くも痒くもないのですが、かなり赤くなっています。先日の風邪がぶり返しているのでしょうか。前回の目薬が残っているので、点しておきましたたが、それでいいのでしょうか。どうもあまり利いている気がしません。

 明日は修士論文の指導があります。私の作業は遅れ気味ですが、とりあえず簡単な構成を作ってみました。まだこれで作業を進めていけるかどうかはわかりません。適当な文献を集められるかどうかが鍵になりそうです。

 そもそも5月に試験があって、これに合格しなければ修士論文を提出することはできないのですが、そこまで心配することはないでしょう。

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03/15/2006

中庭の窓

 ほんの2ヶ月ほど前は午後4時を過ぎるともうかなり暗くなっていたのに、気づくとずいぶん日が長くなっています。今は、夕方6時半でもかなり明るく感じます。その分、夜が短くなってしまったようで、油断すると勉強の時間がなくなります。

 気温のほうは日によってまちまちですが、天気予報によると、少なくとも春分の日までは寒さが続くとのことです。冬物のコートを脱げる日も近づいてきているようです。

 今、住んでいる寮の建物は、上から見ると三角形になっており、内側が中庭になっています。実はこの寮にクラスメートの3分の1が住んでいて、これはなかなか便利です。

 先ほど、クラスメートに借りていたDVDを返しに行きました。同じ寮とはいえ、フラットの区画が違うと入り口の認証カードなしではなかに入れません。そのクラスメートの部屋は一階で、しかも中庭に面していたので、窓からDVDだけ渡すことができます。

 カーテンの隙間から部屋の明かりがこぼれていました。拳を固めにして窓ガラスを叩いてみたところ、思いがけない美少女が顔を出しました。どうやら窓を間違ってしまったようです。謝ろうにも、ガラスの窓が閉まっているので、なにも通じません。彼女はひどく汚いものを見たような顔をして、再びカーテンを閉めてしまいました。

 自分が変質者になってしまったようで、ひどくうしろぐらい気持ちになりました。どこにも出かけないつもりで、髭すら剃っていなかったので、よけいに殺伐とした感じがしました。けれども、おそらく彼女のほうも、また得体の知れない東洋人が再び自分の部屋の窓を叩くのではないかと怯えていることでしょう。他意はないとは言え、悪いことをしました。

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夕方6時半。寮の窓から。

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03/14/2006

落書き文化

 水曜にあった講義は先週で終わってしまったし、模擬会議の順番にも当たっていないので、明日は休日です。だからというわけではないのですが、今日は無駄な時間を費やしてしまいました。

 夕食後、インターネットで知人の日記を見ていたところ、変な動画にリンクが貼ってありました。非常に馬鹿馬鹿しいものなのですが、なぜか異様な熱気に満ちていて釘付けになってしまうのはトイレの落書きと共通するところです。

 一種の替え歌のようなものなので、元の歌は何語かよく分かりませんでした。けれども友人の友人の協力で、ドイツ語であることが判明し、すぐに歌詞の英訳まで送られてきました。

 のめりこんでしまい、ネットを徘徊すると同じようなものが芋づる式に次々と見つかりました。ふと我に帰ると、今日はその曲を何回聴いたかわかりません。脳がとろけてしまいそうです。

 インターネットの最も馬鹿馬鹿しい部分に触れてしまったような気がしました。けれども案外そこは、核心に近い部分だったのかもしれません。なにを見ていたのかリンクを貼るのは簡単なことなのですが、恥ずかしいので内緒にしておきます。

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03/13/2006

あと2週間

 もう3月も半ばだというのに、今朝は雪がちらついていました。また気温も下がってきています。外を歩いてきたばかりの人を見ると、鼻の頭がピンク色になっているのですぐにわかります。教室のなかも異常な寒さで、コートを着たまま授業を受けている人もいました。

 とはいえ、あと2週間でイースター休暇に入ります。他のコースはあと3週間あるのですが、通訳翻訳修士の日本語コースは他よりも1週間はやく休みになります。クラスメートもすでに休みの計画を立てている人が多く、授業が終わると直ちに散り散りになる模様です。

 1年のカリキュラムですが、実は年間の授業自体は20週分しかありません。これは日本の大学や予備校でも同じだと思います。イースター休暇のあとは4週間しか授業がありません。もうすでに授業全体の4分の3が終わってしまいました。そのあとは試験で、あとは修士論文の執筆です。

 今日、最後の翻訳課題が出ました。まったく翻訳をしないと力が落ちそうなので、今後は少しずつ翻訳の仕事を増やしたいです。

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03/12/2006

豚の皮

 フラットメイトのイリ(中)はなかなか努力家です。

 このフラットに最初に入居したのが彼だったということもあり、当初はキッチンを共有し、散らかしたい放題で、この先どうなることやらと思わないでもなかったのですが、このごろは散らかしたあとは率先して掃除してくれます。

 始めのうち彼は奇妙な料理ばかり作っていました。あまりに奇妙なので、他の中国人にそれが中国では当たり前の食事なのかと聞いたりしました。もちろん答えは否でした。彼は中国の大学でも寮生活をしていたそうですが、食堂がついていたので、今まで料理などしたことがなかったそうです。

 毎日あまりにもまずそうなものばかりつくっているので、私が一緒にキッチンにいるときには、少しずつ基本的な料理の作法を教えてやりました。それでもかつては肉だったであろう真っ黒くこげた炭の塊が、半分アルミホイルに包まれたままゴミ箱に突っ込まれていることも何回かありました。

 今、彼の調味料のコレクションはフラットメイトのなかで一番の充実ぶりを見せています。常に新たな食材を見つけてきては、果敢に調理に取り組んでいます。

 今晩、12時近くにキッチンでイリに会いました。電熱調理台の上には人参や白菜の色が鮮やかな鍋が煮えています。なんでも豚の皮を買ってきたので料理するそうです。なぜそんな時間に料理をするのかと思いましたが、日曜ということもあり、おそらく全体的に食事に時間が後ろにずれたのかと思いました。

 料理ができたら分けてくれるとのことだったので、お礼を言いました。こういう場合、彼は私にその料理を食べさせて、改善点についての意見を求めるのです。出来上がった料理はなかなかの美味しさでした。以前と比べると格段の進歩です。ところが彼はせっかくの料理を少し食べただけで、あとは明日の朝食にすると言い、箸をおいてしまいました。

この料理は夕食ではなく、実験だったそうです。

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03/11/2006

汚名

 今日、一緒に夕食を食べたメンバーのなかに同じ専攻の中国語コースで勉強している台湾人がいました。

 1月にパーティーをしたときに中国語コースからも何名か参加してもらったのですが、そのときの印象がかなり強烈だったようで、今でもそのときの話が出るそうです。なんでも日本語コースのパーティーは飲み方が激しすぎるそうです。

 彼女の話によると、中国人や台湾人の女性は、日本や韓国の女性と比べると飲酒量が少ないそうです。たしかに私の周囲を観察する限り、中国人の女性はあまりお酒を飲まないように思われます。彼女たちは、日本語コースのパーティーと聞くと、またたくさん飲ませられるのではないかと恐れるのだそうです。

 もちろんわれわれだって、全員が浴びるように酒を飲むわけではありません。でも、一部の者がかなり飲むので、その印象が強烈になってしまうのでしょう。

 個人的に酒は好きですが、いつでも浴びるように飲みたいわけではありません。どちらかといえば、酒そのものよりもみんなで酒を飲む雰囲気が好きなので、ひとりで飲むことはまずありません。

 むしろみんなで話ができれば、必ずしも酒はなくてもいいので、酒を飲ませられるからパーティーに行きたくないと思われるのは本当に残念です。酒が嫌いなのなら、ティー・パーティーでもいいのです。なんとかそのあたりを理解してもらえないでしょうか。

 でも、やっぱりイギリスのパブで飲むいろいろなビールは本当に美味しいと思います。

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03/09/2006

再配分

 大学から戻り寮のキッチンに入ると、テーブルの上に置手紙がありました。週に一度、キッチンの掃除をしてくれる家政婦さんからの手紙です。

 手紙にはテーブルの上の食べ物をすべて片付けて棚に入れるように、と書いてありました。棚には部屋番号のシールを貼るようにとの指示もあり、手書きのシールも添えてありました。

 私はテーブルの上にパンとリンゴを置いていましたが、それ以外はみな、他のフラットメイト者です。

 以前から何回か、キッチンが乱雑だということで注意を受けていました。期日までに片付けないと、今後このフラットの掃除はしない、との脅しを受けたこともあります。

 そこへちょうどアナ(露)が帰ってきて、なんとかしようという話になりました。前回、同じようなことになったときには、みんなで収納箱を買って、そこに食べ物を入れよう、ということになりました。けれどもフラットメイトのあいだで意見の食い違いが起こり、中止になりました。すでに安いバスケットを買ってきたあとのことでした。そのバスケットは今でもアナの部屋にあります。

 キッチンにはいちおう5人分の棚があります。けれどもその配分は単純には行きません。流しの下は、パイプが通っていて、他よりも条件が悪いのです。場所的にも、食べ物を入れるには少し抵抗があります。それに流しの下だと、誰かが流しに立っているときには物の出し入れが自由になりません。

 いろいろ話し合って、収納スペースの配分が決まりました。意外と特定の人物がかなりの場所を占めていることがわかりました。

 各自の権利を尊重し、再配分した結果、私の領土はかなり拡大しました。どうやら今まで虐げられていたようです。

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03/08/2006

前置詞

 経済の授業は、大活躍というほどではないにしても、いちおう2回ほど発言もして、そつなくこなしました。けれども模擬会議のほうは、今までで最悪だったように思えます。

 うまく波に乗ることができると、我ながら才能があるのではないかと思えるのですが、今日はまったく調子がつかめないまま2時間が過ぎてしまいました。

 他言語からのリレーの場合、元の発言よりも単純化されているので、直接英語の発言を通訳するよりは楽な場合が多いのです。ところが、今日は元の発言が複雑すぎたのか、他のブースの通訳から聞こえてくる英語も断片的で、今ひとつ要領を得ない感じがしました。けれども、一緒にブースに入ったクラスメートは、それほど苦労していたようにも思えなかったので、単に私の出来が悪かっただけかもしれません。

 日英のほうは、発言の趣旨が理解できないことはなかったのですが、とんでもない失敗をしました。「テロリストに対する反感も理解できます」という発言で、せめてsentiment against terroristsといえば通じたところをsentiment for terroristsと言ってしまいました。

言ってしまった瞬間、しまった、と思いました。これでは「テロリストの気持ちも理解できます」で、まったく話が変わってしまいます。しかし、一度出てしまった言葉を元に戻すことはできず、訂正することもできないまま会議は進んでいきました。

 都合の悪いことに、会議に出席していたほかの発言者が、なぜテロリストの気持ちが理解できるんだ、と言い出し、日本の代表者に詰め寄ってきました。これが本当の会議だったらと想像すると、冷やりとします。

 帰りのバスで、今日の模擬会議で通訳をしていた中国語コースの学生と一緒になりました。今日、うまくいかなかった話をしたところ、練習すればできるようになるから、と、暖かく励まされました。その様子があまりにも親身だったので、自分が馬鹿になったような気がしました。

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03/07/2006

週休5日

 フラットメイトのひとりが、今日は6時間授業があって疲れたと言っていました。2時間の講義を3つ受けたようです。そういえば、前にもそんな話しを聞きました。火曜はそういう日のようです。

そのフラットメイトは明日からケンブリッジに行くと言っています。ケンブリッジに彼氏がいるのです。日帰りかと聞くと、金曜まで帰ってこないとのことです。それまで授業はないそうです。 なんでも今学期の授業は、月曜と火曜だけだそうです。

彼女の専攻は、経営と会計です。おなじ大学の修士課程でも、専攻が違うとこうも境遇が違うのでしょうか。

私のコースは月曜から金曜まで毎日授業があります。水曜は、模擬会議がない限り、必修の授業がなく、休日にしている人も多いのですが、私は出ることにしています。もう先生に顔を覚えられてしまっているので、ますます休みづらくなってきました。

水曜の講義は、経済のグローバリゼーションがテーマです。ちょうど今、日本が話題になっています。なぜか先生から授業の内容にコメントするようにと言われています。授業のテンポが速いので、期待にこたえられるかどうか、やや心配です。

明日はそのあと模擬会議です。

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03/06/2006

中国の省名

 日本語では、中国の固有名詞を漢字の音読みで表現することが多いです。そうでない場合もありますが、たとえば広東は「かんとん」と読みますが、現地読みはアルファベットで表記するとGuang Dongとなります。

 中国のほうでも、なぜか日本の地名でも漢字の中国語読みで表現します。私の名前も、漢字四文字をそれぞれ中国語の発音で読まれてしまうので、中国語のなかに自分の名前が入ってもまったく気づきません。

 ちなみに英語は、すべての固有名詞を現地音で表現します。

 たとえば模擬会議のときに中国の代表が黒龍江省の話をしたとします。ブースにいるわれわれは中国語から英語への同時通訳を聞き、それをリレーで日本語に通訳するわけですが、Hei Long Jiangなどといわれてもどこの話かさっぱり分からず、「中国のある省では」などといってごまかすしかないわけです。

 さいわいなことに、今、中国人の知り合いがたくさん周りにいるので、そのひとりに協力してもらうことにしました。中国の省の英語表記をぜんぶ調べるのはそれほど大変なことではありませんが、それでもそれなりに時間が必要です。そこで、中国人の友人に、中国の省のリストを渡し、そこにアルファベットで読みを入力してもらいました。所要時間は、わずか2分ほどでした。

 中国の台頭により、さまざまな機会に中国の話が話題になることも増えるかもしれません。教えてくれる人がまわりにいるうちにいろいろなことを聞いておきたいものです。

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03/05/2006

死刑

 日曜だというのに、登校して通訳の練習です。

 先週の金曜、模擬会議で通訳をしたばかりなのに、今度の水曜日、また別の模擬会議です。前回のテーマは売春の合法化についてで、次回のテーマは死刑制度の廃止についてです。

先進国のなかでいまだに死刑制度があるのは日本とアメリカだけということがよく言われます。模擬会議にはアメリカの代表は出てこないので、日本は非難の矢面に立たされるのかな、と思ったのですが、調べてみたところ、中国・台湾にも死刑制度があるのです。とりあえず、これだけでも各代表者の発言の論旨がつかみやすくなりそうです。

今月は3回も模擬会議の通訳が回ってきます。そしてその次は5月中旬まで私の出番はありません。そしてそのときが最終回です。できればもう少し等間隔で模擬会議に出させてもらえるとありがたいのですが、そうはいかないようです。

 他の曜日には、またぜんぜん違う話題の通訳の準備をしておかねばなりません。毎日のようにまったく違う話題を追いかけるので、なかなか大変です。

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03/04/2006

発酵食品

 だいぶ体調が戻ってきました。声はまだ元通りではないのですが、

 ふだんの声を知らない人なら異常には気づかない程度までには回復しました。

 今回の風邪は思いのほか長引きました。症状が重たくなかったために静養を怠ったことも原因です。油断してこじらせてしまい、完治まで時間がかかることは今までにもありました。

 今日、スーパーで買い物をしている最中、ふと別の要因に思い当たりました。

 日本にいるときは、発酵食品を多く食べていました。麹漬けも好きだったし、納豆は特に好きでした。味噌も、専門店から取り寄せた天然麹を使用したものを使っていました。

 けれどもこちらではその手の食品が十分に手に入りません。納豆はロンドンで入手できますが、冷凍されたものしかないので、菌が生きているかどうかわかりません。味噌だって同じことです。そもそもそれほど頻繁に和食を食べるわけではありません。チーズは毎朝のように食べていますが、ヨーグルトはあまり食べません。

いずれにしても日本にいたときよりは、発酵食品を食べる頻度が落ちているように思えるのです。もしかするとそのせいで抵抗力が落ちているのではないでしょうか。

ヤクルトはスーパーで売っているのですが、日本の価格と比べると異常に高いので、買いませんでした。もう少しヨーグルトを食べたほうがいいかもしれません。

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03/01/2006

コミンテルン

 なにしろ1年の修士課程で、論文の提出締切は今年の9月です。当然、できることはかなり限られます。限られた条件のなかで実現可能な手法と対象を選択せねばならないというのが、最初の大きな難問です。

 今日は通訳の歴史に関する小文献を読みました。

 通訳という行為の歴史の長さに比べて、同時通訳という形態はごく最近のものだということは、通訳者の間でよく知られています。

記念すべき世界で最初の同時通訳は、第二次世界大戦後にナチスの戦犯を裁いたニュルンベルク裁判であったということも、おそらく通訳志望者にとっては常識の部類に入ることでしょう。私もそう思っていました。ところが、あにはからんや、同時通訳にも前史とも呼ぶべき準備期間があったようです。

この準備段階では旧ソ連邦のコミンテルンが先導的役割を果たしていたそうです。ちなみに国連の公用語としては常任理事国の5つの言語が認定されていますが、国際連盟の公用語は英語とフランス語のみだったそうです。

この話をアナ(露)にしたところ、「コミンテルン」の発音を正されました。

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また勢いがなくなってきました(;o;)

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