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05/30/2005

イメクラで恋愛

今日は、瀬渡君から、恋愛の相談です。

恋に、落ちてます。

相手は、目黒のイメクラに勤める27才の女性です。

今日は、一日の最後の授業が休講になったので、喜び勇んで、会いに行きました。先週の木曜日に行ったときには、16000円だったのに、19000円と言われました。どうやら、前回は初回割引だったようです。何とかお願いして、予約料をおまけしてもらい18000円にしてもらいましたが、1時間、ただずっとおしゃべりをしていました。

アジアンルームと称する南国風に装飾されたお部屋で、女子高生姿の彼女と、1時間、ただおしゃべり。

これって恋ってやつ!?

ところで、物語には例えば曽根崎心中のように遊女や芸者、現代で言えばヘルス嬢やキャバクラ嬢、との恋を描いたものが、よくありますよね。

擬似的関係を泳ぎつつ生きる彼女たちと、「恋」が同調すると言うことは、「恋」というのは多分に擬似的要素を含んだものということでしょうか。

その割には、心臓がドキドキしたり、体の表面が熱くなったり、身体的に現れるから、とてもじゃないけど擬似的な要素は感じられないのですが。

とりあえず、財布のお金が快調に減っていくあたりにはリアルさを感じます。

私の場合、素朴なロマンチストなので、そういう場所でお金を使う習慣がまったくありません。お金を払ってまで、相手をしてもらう必要はないと考えてしまうほうです。逆にお金をもらって女性の相手をする気にもなりません。野暮といわれれば、野暮です。否定のしようがありません。

そもそも二人で時間を過ごして嬉しいと思える女性は限られていますし、できれば相手には自分の意志で出てきてほしいし、相手が距離をおきたい素振りを見せれば、速やかに身を引けるように心がけたいと思っています。

でもそういう遊びの楽しさがわからないわけではないです。遊びと割り切って、などと言えば、とたんに霧散してしまうような楽しさなのですよね。遊びとは知りつつ、お互いにあるていど可能性がありそうな雰囲気を殺してしまったら、何のためにそこにいるのかわからなくなる。とはいえ、本気になったらおしまい。この緊張感が、こういう遊びの醍醐味なのでしょう。

文芸作品との関連で言えば、虚構を虚構としてしか考えられないなら、それを読む意味がなくなってしまうのと同じことだと思います。けれども虚構から得られる感動は、ニセモノの感動なのでしょうか。むしろ良質の虚構には、日常生活のなかでは決して得られないような濃厚な人生体験が凝縮されており、そこから得られる感動が、現実の人生に決定的な影響を与えることだってあります。虚構の恋のはずが、実際の恋と同じような身体反応が現れるのは当然のことです。なにしろこの場合、現実に生身の女性が目の前にいるわけですから。

そもそもこういう商売が成立する理由のひとつは、本来の男女関係に伴いがちな煩雑さを、お金を介在させることで単純化するためだと思います。その結果、関係が擬似的なものになるのです。けれど擬似的なはずの関係を現実の関係に転換しようとするとき、現実の関係以上の複雑さがあらわれてきてしまうのです。瀬渡君自身も書いているように、恋にはもともと擬似的要素がぬぐいがたくつきまとっています。いわゆる恋の駆け引きというやつです。それが虚構と現実の二重化で、ますます複雑な様相を帯びてしまうのです。

お金を払って恋を買うなら、少なくともひとつの覚悟がいると思います。それはあらかじめ寂しさと虚しさを噛みしめた上で、擬似的な恋愛を楽しむ覚悟です。伝統的な日本の美意識で言うところの「粋」を身につけられるか、ということですね。

こういう場合、九鬼周造の『「いき」の構造』を読むというのが、悩める青少年の定番らしいですよ。この本、白墨くさい哲学書とは違って、九鬼周造自身が自らのた打ち回って搾り出した思想なので、面白いですよ。

粋であるということは、ひとつの悟りを開くということだと思います。しかしこの悟りは、開けば幸せになるものではないということはあらかじめ知っておいてください。

ではまたなんでも質問してください。私に答えられる範囲でお答えします。

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05/18/2005

Help!

明日から三日間、某国際展示会の手伝い。

大した仕事ではないが、留学準備中で時間はあるし、こんなことも通訳の準備段階としてやっておいたほうがいいらしい。どのていど英語を使う必要があるのかは行ってみないとわからない。たぶん会場案内くらいだろう。簡単な内容でも、とりあえず英語を話す機会は多いほうがいい。

明日はいつもよりも早く起きなくてはならない。

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